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寺院紹介

縁起

 村雲瑞龍寺は、日蓮宗唯一の門跡由緒寺院で
ございます。
 開基されたのは、太閤豊臣秀吉の実姉、羽柴智(とも)の方でございました。羽柴智(とも)の方のご子息であられる関白豊臣秀次、秀勝、秀保は、非業の死を遂げ、さらに、秀次の一門は処刑されてしまいました。その菩提を弔うために出家し、瑞龍院日秀尼(にっしゅうに)と称しました。慶長元年(1596)、日秀尼は、後陽成天皇から京都嵯峨の村雲の寺地と「瑞龍寺」の寺号・寺領千石・菊花御紋・紫衣を賜り、寺を創建されました。
 代々、有栖川宮、伏見宮、そのほか皇族、華族などの女子息たちが九条家より入寺し、住職に就かれました。のちに、三代将軍徳川家光公から京都二条城内の殿舎を寄進され、嵯峨から堀川今出川に移転されました。天明の大火で焼失し
再建するも、昭和36年に豊臣秀次の居城跡、八幡山城址に京都より移築されました。
 本尊は、一塔二尊四菩薩(釈迦牟尼如来)で
ございます。他に、天拝妙見大菩薩、聖観世音菩薩、天拝鬼子母尊神、
大黒天神、金生稲荷が
祀られております。

歴代

法号

命日(享年)

出自

開山

瑞龍寺殿
妙慧日秀尼

寛永2年(1625年)
4月24日(92歳)

関白 豊臣秀吉の姉
関白 豊臣秀次の母

2世

瑞円院殿
日怡尼

寛文4年(1664年)
2月3日(40歳)

関白 九条幸家の
三女

3世

瑞照院殿
日通尼

寛文12年(1672年)
7月17日(20歳)

摂政 二条康道の女

4世

瑞法院殿
日寿尼

元禄4年(1691年)
4月29日(45歳)

左大臣 鷹司教平の女

5世

瑞現院殿
日顕尼

元禄3年(1690年)
7月2日(享年不明)

関白 鷹司房輔の女

6世

瑞應院殿
日慈尼

正徳6年(1716年)
4月6日(18歳)

 

7世

瑞妙院殿
日護尼

延享3年(1746年)
2月24日(30歳)

関白 二条吉忠の女

8世

瑞孝院宮
日照尼

安永7年(1778年)
7月21日(26歳)

有栖川宮音仁親王の王女・茂美宮

9世

瑞政院宮
日尊尼

明治元年(1868年)
11月12日(62歳)

伏見宮貞敬親王の第三王女・為宮

10世

瑞法光院宮
日栄尼

大正9年(1920年)
3月22日(66歳)

伏見宮邦家親王の第十王女・万佐宮
権大納言 九条幸経の養女

11世

瑞珠院殿
日浄尼

昭和37年(1962年)
9月20日(69歳)

子爵 仙石政敬の
長女
公爵 九条道実の
養女

12世

瑞興院殿
日英尼

昭和63年(1988年)
2月3日(75歳)

伯爵 小笠原長幹の五女

13世

瑞華院殿
日凰尼

平成14年(2002年)
3月20日(89歳)

伯爵 小笠原長幹の養女

14世

瑞妙院殿
日澄尼

平成23年(2011年)
3月9日(94歳)

啓運山最妙寺
(大阪府枚方市)6世

15世

瑞仙院殿
日英上人

平成31年(2019年)
4月17日(81歳)

啓運山最妙寺
(大阪府枚方市)7世

16世

瑞心院
日郁尼

光莚山長久寺
(京都府南丹市)歴世

(wikipedia参照)

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×瑞龍寺

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